愛犬のQ&A

Q.熱中症になってしまいました!どうしたらいいですか?

すぐに体を冷やして応急処置をしましょう。
・扇風機を使って空気を循環させる
・保冷剤を太い血管(首、内股、脇)に当てて体を冷やす。
・冷たい水でしぼったタオルを当てる。
水を飲ませようとされる飼い主様もいらっしゃいますが、無理強いをして水を飲ませるよりも体を冷やすことを優先してあげましょう。

Q.目ヤニや涙が多いのですが、病気でしょうか?

犬の目の周りのトラブルやお悩みは意外と多く、一概に病気とは言えません。
ほこりやごみが目を刺激してしまったり、伸びた被毛が角膜に触れたり、体質や食事などでも目ヤニなどが発生します。
気がついたらその都度丁寧に拭き取ってあげましょう。
気になるようでしたら病院で点眼薬の処方を受けることもできますので、かかりつけの動物病院へご相談ください。

Q.体をいつもよく掻いています。アレルギーでしょうか?

体を掻く行動は犬の習性のひとつですが、いつも体を掻いているとご不安になる気持ちはわかります。
犬が体を掻く理由には、下記が挙げられます。

1.カーミングシグナル(リラックス効果を引き出すための生理現象)
2.皮膚、体の不快感によるもの
3.ストレス性の自傷行為

◎カーミングシグナルは、人間が深呼吸をしたり背伸びをしたりすることと同様なので、あまり気にする必要はないでしょう。
◎皮膚、体の不快感によるものは、アレルギーやノミダニの規制、皮膚の乾燥や内臓疾患が考えられます。外見からだけで判断をすることが難しいので、専門医に相談してください。掻きすぎは体を傷つける原因にもなるので、患部を保護するような工夫をしてください。
◎ストレス性の自傷行為になると、大抵の場合が前足の先端や尾など、口や足が届きやすい部位を何度も繰り返し掻き続けます。
遊びの合間やリラックスしている時、食事の最中など、楽しくすごせるはずの時間を中断してまで体を掻く場合は、何かしらのSOSのサインと言えるので、気をつけて見ていてあげてください。